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卒業展をオンライン展示会で開催すべき理由

卒業展は、多くの学生にとって大学生活の最後を飾る重要なイベントです。しかし、場所の制約や来場者数、そして最近では新型コロナウイルスの影響で開催が難しいケースも増えています。そこで注目されているのが、オンライン展示会の活用です。このブログでは、オンライン展示会と卒業展の新しい関係に焦点を当てます。

目次[非表示]

  1. 1.そもそもオンライン展示会とは?
  2. 2.メリット
    1. 2.1.24時間いつでも
    2. 2.2.どこでも
    3. 2.3.誰でも
  3. 3.オンライン卒展にお勧め学科
    1. 3.1.デザイン学科
    2. 3.2.映像・映画学科
    3. 3.3.写真学科
  4. 4.卒展のためのプラットフォーム選定
    1. 4.1.使いやすさ
    2. 4.2.フィードバックアンケート機能
    3. 4.3.多言語対応
    4. 4.4.開催期間
  5. 5.プロモーション方法
    1. 5.1.メタバース展示で話題性を高める
    2. 5.2.SNSとの連動
    3. 5.3.シェア拡散による反響
  6. 6.まとめ

そもそもオンライン展示会とは?

オンライン展示会は、インターネット上で実施される展示会です。これにより、従来の展示会が持つ場所や時間、物流に関する多くの制約が大幅に軽減されます。オンライン展示会は、ウェブサイト、専用アプリ、または特定のプラットフォーム上で実施されることが多く、バーチャルリアル(VR)や拡張現実(AR)を活用した先進的なものも増えています。

メリット

オンライン展示会にはいくつかのメリットがあります。

24時間いつでも

オンライン展示会は24時間365日、いつでも開催されています。これは、夜間や早朝、さらには週末や祝日にアクセスできるという意味でもあります。従来の展示会では考えられないようなタイミングで作品を展示したり、視聴することができるのです。これによって、多忙なスケジュールを持つ人々も容易に参加できます。

どこでも

オンライン展示会はインターネットさえあれば、世界中どこからでもアクセス可能です。これにより、地域的な制約を受けずに、国内外の多様な観客をターゲットとすることができます。例えば、地方で活動しているアーティストも、オンライン展示会を通じて全国、または全世界に自分の作品を紹介することができるのです。

誰でも

オンライン展示会は、特定の招待客だけでなく、誰でも参加できる場合が多いです。これによって、従来の展示会ではリーチできなかった新しい層の観客と接触することが可能になります。また、社会的な制約や健康状態が移動を難しくしている人々も、オンラインを通じて気軽に参加できるのです。

オンライン卒展にお勧め学科

オンライン卒展はオンライン上のブースに作品、画像、動画などのコンテンツを展示することができ、卒業展を開催する多くの学科と親和性がありますが、特におすすめの学科をご紹介します。

デザイン学科

デザイン業界では、コンセプトの説明やプロセスの紹介がしばしば重要視されます。オンライン展示会では、スライドショー、インタラクティブな要素、3Dモデルなどを用いて、デザインの成り立ちや特徴を多角的に紹介できます。これによって、訪問者はデザインが持つ意義や価値について深く知ることができるでしょう。

映像・映画学科

オンライン展示会では、短編映画やビデオ作品を簡単に多数の人々にストリーミングすることができます。これによって、制作費の高い映画館での上映を待たずに、多くの視聴者にリーチすることが可能です。

写真学科

画質の劣化が少ないオンライン展示会では、高解像度の写真作品をそのままのクオリティで多くの人に公開できます。これによって、作品の細かなディテールまで観賞してもらえる可能性が高まります。

卒展のためのプラットフォーム選定

比較的安価で、安心してオンラインで卒展を開催するためには、1からシステム構築を行うより、オンライン展示会プラットフォーム制作会社と協力することがオンライン卒展成功に近づくポイントです。次はプラットフォームの選定の仕方をご紹介いたします。

使いやすさ

オンライン上での展示で一番気になるのが、卒業作品のアップロード方法だと思います。オンライン展示会プラットフォームでは非常にシンプルな操作で卒業作品をオンライン上にアップロード可能です。スマートフォン1台で写真やビデオを撮影し、専用のアプリまたはウェブインターフェースを通じて短時間でアップロードが可能です。これにより、コストや時間をかけずに手軽に展示ができるため、総合的な品質も高まります。

フィードバックアンケート機能

オンライン展示会では、訪問者からのフィードバックを容易に収集することができます。コメントセクションや専用のフィードバックフォームを通じて、貴重な意見や改善点を直接知ることができます。

多言語対応

多言語対応しているオンライン展示会プラットフォームを採用することで世界中の来場者へコンテンツを提供することができます。特にアーティストとして国際的なキャリアを目指す場合や多様な文化背景を持つ人々からの評価を得たい場合に有用です。

開催期間

物理的な展示は期間が限られることが多いですが、オンライン展示会なら作品を長期間展示することが可能です。これにより、より多くの人々が作品を見る機会が増え、それが結果として名声や機会を拡大する可能性があります。

プロモーション方法

物理的に開催する卒展をそうですが、オンラインで開催する卒展のプロモーションは特に重要になります。より多くのアクセスを獲得し作品に触れてもらえる機会を増やしましょう。

メタバース展示で話題性を高める

近年注目を集めているメタバースは、特にエンタメ性の高い業界では注目を集め続けています。メタバース機能を持った展示会プラットフォームを使用することで、訪問者は3D空間内で作品を体感することができ、より没入感のある体験が可能になります。これにより、展示会自体の話題性も高まり、SNSでのシェアやメディアでの取り上げが増える可能性があります。


▼メタバース展示会についてはこちら

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SNSとの連動

特にデジタルネイティブな世代にとって、SNSは情報収集の主要な手段です。InstagramやTwitterなどのプラットフォームに独自のハッシュタグを作成することで、作品や展示会自体が短期間で多くの人々に知られるようになります。さらに、訪問者が自らSNSでシェアすることにより、自然な形での拡散が促されます。

シェア拡散による反響

オンライン展示会のプラットフォームが提供するシェア機能を活用することで、訪問者自身が作品やイベントをSNSで広める動きが生まれます。この自発的なシェアが拡大すると、意図しない形での反響や話題性が高まることがあります。特にバイラルヒットした場合、一気に多くの人々の目に触れる機会が増え、それがさらなるリードや機会につながる可能性があります。

まとめ

卒業展は多くの学生にとって大きなイベントであり、その開催には多くの制約が存在します。しかし、オンライン展示会の活用によって、これらの制約は大幅に解消され、多くのメリットが生まれます。オンライン展示会は場所、時間といった点で非常に柔軟であり、また、多様な観客と繋がることができるのです。特にデザイン、映像・映画、フォトグラフィーなどの業界では、オンライン展示会が独自の価値を持っています。デザイン作品の成り立ちを詳しく説明できるスライドショー、映像作品のストリーミング、高解像度での写真展示といった形で、作品の魅力を多角的に伝えることが可能です。

卒業展をオンラインで開催することによって、多くの人々がその成果に接触できる機会が増え、より多くの反響と評価を受ける可能性が高まります。この新しい形の卒業展は、今後ますます注目されるでしょう。


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