オンライン展示会の開催においてのハードル
オンライン展示会を開催し、成功を収めるためには慎重な計画と準備が欠かせません。
リアル展示会と違って、物理的なブース設営や会場手配の必要がないため開催運営における手間をかけずに開催することができますが、当然イベントを企画するためには手間やコストがかかる部分も存在します。
今回は、オンライン展示会を開催するにあたって必要な項目を紹介します。
目次[非表示]
- 1.プラットフォーム構築
- 1.1.与件定義とプラットフォーム選定
- 1.2.セットアップ作業
- 2.コンテンツ・メイン企画
- 3.サポート体制
- 4.会期後のアフターフォロー
- 5.まとめ
プラットフォーム構築
プラットフォームの選定とセットアップは、展示会の成功に向けた重要な一歩ですが、同時に手間がかかる部分でもあります。計画的なアプローチと専門的な知識が求められるため、プロのサポートを受けることも検討する価値があります。
展示会の準備段階でしっかりと取り組むことで、円滑な進行と参加者の満足度向上を実現できるでしょう。
与件定義とプラットフォーム選定
まず、プラットフォームの選定は展示会の成否に大きな影響を与える要素です。
多くのプラットフォームが存在し、それぞれ異なる機能や特性を持っています。展示会の目的やテーマ、ターゲットオーディエンスに合ったプラットフォームを選ぶことが重要です。
例えば、製品デモやライブ配信を重視する場合はストリーミングサービスに特化したプラットフォームが適しています。一方で、仮想ブースやメタバースなどでのコミュニケーションを重視する場合はバーチャルイベントプラットフォームを選ぶことが適切かもしれません。
セットアップ作業
選定後は、プラットフォームのセットアップ作業に移ります。
プラットフォームのセットアップには、展示会のデザインやレイアウトのカスタマイズ、コンテンツのアップロードなどが含まれます。参加者がスムーズにアクセスし、展示会内で効果的に情報を得るために、使いやすいインターフェースと充実したコンテンツが求められます。
また、セットアップ段階でのトラブルや技術的な問題も発生する可能性があります。それらに対処するための十分な時間と準備が必要です。
コンテンツ・メイン企画
コンテンツの準備と制作は、展示会のクオリティや魅力を左右する要素ですが、同時に時間とエネルギーを要する部分でもあります。早めに計画を立て、必要なコンテンツを整えることで、参加者に印象的な体験を提供できるでしょう。
専門的なスキルやツールの活用も検討し、魅力的なコンテンツを制作するための努力を惜しまないことが重要です。
コンテンツ
まず、展示会の成功には充実したコンテンツが不可欠です。これには製品やサービスの詳細な情報を伝える写真や動画、プレゼンテーション資料などが含まれます。これらのコンテンツは参加者に商品やサービスの魅力を伝える重要な手段となります。
また、参加者の関心やニーズに合わせてバラエティ豊かなコンテンツを用意することで、より多くの人々を引き込むことができるでしょう。
メイン企画
さらに、オンライン展示会ではインタラクティブな体験を提供することが求められます。仮想ブースや展示コンテンツの制作は、参加者が自由に探索し、情報を得るための環境を構築することを意味します。
仮想空間内でのナビゲーションや展示アイテムの配置、クリック可能な要素の設定など、細部にわたる配慮が必要です。これによって、参加者が臨場感ある体験を楽しめることが期待されます。
サポート体制
オンライン展示会を主催する際には、技術的な問題への対応が欠かせないポイントです。オンライン環境では、参加者がプラットフォームへのアクセスに問題を抱えることや、接続が不安定になることがあるため、これに即座に対処できる体制やサポートが必要です。
事前関係者説明会
まず、参加者がスムーズにプラットフォームにアクセスできるよう、事前にアクセス方法や動作環境を明確に伝えることが大切です。
しかし、万全の対策をしていても参加者の個別の状況によって問題が発生することがあります。その際には、即座に問題を解決できる体制が求められます。
リハーサル
さらに、事前にテストやトラブルシューティングを行い、可能な問題に対しては対策を準備しておくことも重要です。技術的な問題を最小限に抑えるための準備と対応が、オンライン展示会の成功に不可欠です。
当日のサポート体制
技術的な問題に対応するためには、サポート体制の整備が必要です。
問題発生時に参加者からの問い合わせに迅速かつ適切に対応できる人員を配置し、ヘルプデスクやチャットサポートなどの手段を活用することが考えられます。参加者が困ったときに、すばやく問題を解決することで、イベントの円滑な進行と参加者の満足度向上につなげることができます。
会期後のアフターフォロー
オンライン展示会は継続的なウェブマーケティングとして採用することで、成果や効果を実感することができます。参加者へのフォローアップやアンケート、アクセス数などのデータを集計分析し改善点を把握して次回の展示会に活かすことが重要です。
サンクスメール
展示会後には、参加者へのフォローアップが大切です。参加者に感謝の意を示すメッセージや資料の提供、または次回のイベント情報を共有することで関係性を深めることができます。
データの集計と分析
さらに、アンケート調査を実施して参加者の意見やフィードバックを収集し、改善点を洗い出して次回の展示会の質を向上させる手助けとなります。展示会の成果を評価し、継続的な改善に繋げることが成功への道です。
まとめ
オンライン展示会の主催には様々な手間が伴いますが、計画的な準備と対応が成功への鍵です。参加者の満足度を高め、効果的な展示会を実現するために、手間を惜しまず取り組むことが大切です。
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